イベントスタッフの奥村くんからの情報を載せます。とても残酷な記事ですが、あえて載せます。私達ちが無視できない、地球上の事実ですから・・・・。
「ぼくたちは、彼らを家に閉じ込めて、
焼き殺すように命令された。
結局、何人かは、生きたまま埋めることになった。」
6年間兵士となっていた15歳のカラミくん(Kalami)は言った。
「ある日、ぼくと友達は、上官に呼ばれた。
ぼくたちは、上官の命令に従って、
ある家族を殺し、
彼らの身体を切り、
そして、食べた……。
ぼくの魂は、もうない。
ぼくは生きていてはいけない。
夜、ぼくは、もう眠ることはできない。」
1998年から5年間続いた、
コンゴ民主共和国の「アフリカ戦争」では、
戦闘とそれによる荒廃がもたらした飢餓で、
5年間に300万人もの人々が死んだ。
その中で、子どもたち、
少なくとも3万人が、児童兵となった。
そして、戦場へ連れて行かれる子どもは、
男の子ばかりではない。
およそ40%にあたる1万2千人以上が、
実際、女の子だ。
2002年、6月、
武装勢力マイマイ(mayi-mayi)が、
ジャスミンちゃん(Jasmine)の住む村を襲ったとき、
ジャスミンちゃんは12歳だった。
「彼らは、村のすべての女の子を捕まえました。
そして、彼らは、
村の女の子を、彼ら兵士と、
無理やり「結婚」させました。
ひとりの女の子が「結婚」を断りました。
彼女は、拷問され、家畜のように殺され、
切り裂かれ、そして、食べられました。」
ジャスミンちゃんは、「夫」が、戦闘で殺された後、
マイマイから逃げ出した。
ジャスミンちゃんは、今、16歳。
数ヶ月前出産した「夫」との赤ん坊と、
NGOの運営するセンターで暮らしている。
おとなたちは、子どもたちを戦場へ送った。
戦争が終わって4年、
いまだに1万人以上の子どもたちが、
生まれ育った場所に帰れないでままだ。
そして、
帰れない子どもたちの
大多数が、女の子だ。
昨日と今日、
3人の子どもたちの声がここにある。
コンゴ民主共和国には、
さらに、その1万倍もの子どもたち…
そして、今、世界中で、
30万人もの子どもたちが、
戦場へ連れて行かれている。
子どもたちの声に、
世界のおとなは、なんと答えるべきだろう。
今回、12月20日(木) 松田陽子チャリティーライブにて、世界平和のために、UNHCR(難民)のために作った曲です。当日、歌う前に、歌詞をお見せします。
生命 ~いのち~
produced by 松田陽子
※ Looking for the somebody who’s loving you (愛してくれる人を探し求め)
人は時を越えさまよう
Looking for the land you’re born and growing up (故郷を探し求め)
いつかたどり着ける・・・
凍りつく心 悲しみの大地 故郷を失いたどり着く
母の腕の中で 息絶えた子供 生命の重みを感じて
憎しみと争いの中で 汚れのない生命たちが
空を見上げ祈っている 君の愛を求めている
※ Looking for the somebody who’s loving you (愛してくれる人を探し求め)
人は時を越えさまよう
Looking for the land you’re born and growing up (故郷を探し求め)
いつかたどり着ける・・・
この世に生まれて 何のために生き 孤独の中で苦しいなら
手を差し伸べて 暖めてあげて 生きる勇気を与えて
人は幸せになるために この世に降りて来た天使
心を強く生きていて 決して負けない生命でいて
地球の裏側に 闇の世界がある・・・
遠く離れてても 共に生きて繋がっていてほしい・・・
※ Looking for the somebody who’s loving you (愛してくれる人を探し求め)
人は時を越えさまよう
Looking for the land you’re born and growing up (故郷を探し求め)
いつかたどり着ける・・・
いつかたどり着ける・・・