今日はゆっきー先生とカメラマンの稲富さん、後ほどNHKのイケメン記者も入り不思議なメンバーでランチミーティングでした。ゆっきー先生は、Stand for mothers 防災や児童養護施設の支援でも本当にお世話になっています。私も数年前に脳腫瘍やいろいろなことを抱えてつらい時に、ゆっきー先生の講義を聞いてたくさん人生のヒントももらいました。「1人の人に優しくすると、12人の人から優しくされるんだよ。」(阪大で科学的に述べているらしい。)
思い起こせば約12年前、子宮頸がんになって離婚もしてしまって、3歳の娘がいるのに仕事もなく、それでも頑張ろう!頑張ろう!と、精一杯 生きてて。親にも友達にも大丈夫なふりをすればするほど、どんどん寝込んでしまって起き上がれなくなってた。頭の中は、「死にたい。死にたい。」と、ずっとぐるぐる止められず、今考えるとどう考えても精神疾患なのに、その渦中にいる人って苦しすぎて客観的に見れず、気づかないんだよね。
ある日40度の熱が出て、内科に行ったらいつもの病院が閉まっていて。偶然飛び込みで入った病院が心療内科で、その先生は黙って私の目を見て何かに気がついたように言った。
「最近、よく眠れてますか?」
初対面の先生なのに、私はその言葉一言で止められなく号泣し始めた。先生は何も問いかけてないのに、勝手に自分の胸の内を話し始めて先生はただただ、「そうだったんですね。」「辛かったですね。」と同調してくれた。
話を優しく聞いてくれた後、「あなたは心の病、うつ病ですよ。嫌だったらいいです。もしよかったら、よく眠れるようになるお薬をまず飲みましょうか?人間ちゃんと深い眠りにつかないと、どんどん体内からセロトニンが出なくなり、ネガティブになっていくんですよ。」誰でもそうなるんですよ。と、いろいろ教えてくれた。その後、先生のカウンセリングとお薬のおかげで少しずつ眠れるようになり、心が安定して、子供の為にも人生どん底から少しずつ歩き始めてみよう。と思えるようになってきました。
約12年前の出来事なのにゆっきー先生に、「辛かったなー。頑張ったなー。」と、言われただけでぽろっと涙が出てきた。
いつも人を励ましてばかりで、泣いている人の背中をさすってあげたり、手を握りしめたりだから。優しくされることに慣れてないんだなー、私。と、改めて感じたランチでした。
奇跡的な必然的な出会いによって、私は沢山の方々に助けてもらってきた。今は健康を取り戻し、笑顔の毎日を送らせてもらっているけど、「1人の人に優しくすると、12人の人から優しさが帰ってくるんだよ。」そのゆっきー先生の言葉通りに、私の人生もそうなっている。