児童養護施設の子どもちゃんを、送り届けました。11日間あっという間で、本当の娘じゃないかと私が感じてしまうほど自然な幸せな毎日でした。この子どもちゃんと出会ったのは3〜4年前。前山さんが代表するNPO法人あきらめないのイベントのボランティアを通して、児童養護施設の支援を知りました。クリスマスイベントなど何度か会う中で無口なその子どもちゃんが手をつなぎながら、私を見つめて言いました。「お母さんに似てる。」その一言がずっと胸に何年も突き刺さり、今回たくさんの皆さんのご協力でホームスティが実現しました。
こちらの施設は、とても条件がいい施設で先生方も子ども達へ、とても優しい対応をしているところです。それでも施設の子ども達はあたりまえに生活してますが、私にはたくさんの学びが今回ありました。例えば、お風呂は15分間でタイマーをセットして毎日入り、お風呂に癒やしはありません。
こんなに寒いのに、子どもちゃんの靴下はかかとも隠れない小さすぎるボロボロの靴下を履いてました。なんでなの?と、聞くと。寄付でいただく靴下だから、サイズが選べないと。
前回、北陽の伊藤ちゃんとディズニーへ子どもちゃん達を連れて行く際、寒かったからパーカーを買ってあげたら施設の先生から注意されたので、今回は娘のお古を沢山プレゼントさせてもらいました。
娘や家族、犬のモカにとっても、子どもちゃんの存在はとても大きく、みんなで子どもちゃんを思いやり、余計に家族の結束が強くなりました。
NPO法人 selfの新年会には、スタッフ達みんなが話しかけ笑いかけ、人生の話もしてくれました。
まだまだ書きたい事は沢山だけど、一番泣きそうなのは私かも?笑
「離れていても心はずっと繋がってるよ。何があっても陽子さんがいるから大丈夫!」と、子どもちゃんに告げると微笑みながらうなずいていました。