中学時代の想い出は、陸上部。ひたすら1年間で360日は、走って走って走りぬいた。その当時、暴力教師は大ブームで、と~ても恐~い陸上顧問は私の担任教師でもあり(泣)、教室でもグランドでもお構いなしに散々殴られたり、蹴られたり、髪の毛を引っ張りまわされたり(なんで、私はいつもこんなターゲットにされるのか?!笑・・・)ひどい環境の中、精神的にも肉体的にも鍛えられまくって中学2年生のタイムは、100M12秒9。色々な試合で大会新記録をどんどん塗り変えていった時期があった。
今考えると、人生であれほど自分をとことんまで追い詰めた時代はないくらい、本当によくがんばっていたと思う。よく友人から、「なんで走ってるの??楽しくないやん~!」と、聞かれた。私は当時、「走っているときは、マジで走るのを辞めたいくらいしんどいけど、ゴールに着いたときに、しんどければしんどいほど、走りぬいてよかった!!って思うねん。だから、走るのは辞められへんわ・・・。」と、言っていた。
中学生だった私のセリフは今の私にも当てはまる・・・。人生や私が抱く夢を陸上で例えるなら、
本当に辛くて辞めちゃいたいときはたくさんある・・・。でも、いつ再発するかわからない癌という病気を抱えながら、生かしてもらっているうち・・・そして、声が出るうち・・・精一杯、今という人生のフィールドを走れるうちに走って、人生の節目節目で「走り抜いてよかった!!」と思えるように生きていきたいと・・・つくづく私は、ドッドッドM ですか先輩~?!と自問自答している。