いつものように、娘を起こして朝食を準備し、ふっと「めざましテレビ」を見ました。
そこには、JR西日本脱線事故から4年…被害者のじゅんこさんのドキュメンタリ-が放送されてました。
「今は、5月よ。」
と、お母さんが教えても、障害のせいで数秒後には忘れてしまう。
じゅんこさんは、忘れてしまう自分が情けなく悔しく思う…。
リハビリで始めた水泳は、自暴自棄になりながら…「もう、私なんかどうなってもいい!もう、どうなってもいいから~~~!」と、傍で支える母親を叩きながらプ-ルで叫ぶ。
お母さんは、じゅんこさんが暴れても、叩かれても愛情が必ず障害を治してくれると信じ、強くじゅんこさんを抱きしめる…。
「ただ生きてるだけで、いいのかな…。」じゅんこさんは、自問自答する。
そんなある日、パラリンピックを見たじゅんこさんが変わる。
「パラリンピックに出たい。」
そして、じゅんこさんは語る。
「私は、強い人間でありたい。」
「夢をあきらめない人間が、1番強い人間だと思う。」